太平洋上に浮かぶ小笠原諸島が世界遺産に選ばれ登録された。
小笠原の森下村長は父島の役場前広場で、世界自然遺産登録の決定を報告した。
「村民やNPOなどがやってきた外来種対策が評価された結果だ。これからも力を合わせてやっていきたい」と述べた。
世界遺産登録で、観光客が増え生態系が悪化するのではないかと心配する声もあるなか、森下村長は「身の丈」の観光を続けることを強調した。「お呼びできる観光客の上限も限られる。島のスケールは小さく、背伸びしない観光も大事。『行きたいけど、なかなか行けない』のも存在価値だ」と力を込めた。
村長に共感いたします。観光客を誘致すればするほど、リスクは高まってしまう。アメリカの世界遺産の観光地は先ず自然保護を優先している。
そのことが世界遺産に選ばれた理由だからです。
村長も浮かれることなく、しっかりと小笠原の価値を認識されているので安心いたしました。人類の宝物として後世に引き継いでゆくべき責任を弁えておらることをうれしく思いました。
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